近年ではもはや、Eセグメントでも室内空間を最大限に確保できるFFレイアウトが多くなりましたが、やはりEセグメントに必要不可欠な上質なドライブフィールは、操舵と駆動が別となったFRレイアウトに分があると言えるでしょう。メルセデスベンツのEクラスと共に、EセグメントFRサルーンの両巨頭と言える5シリーズは、BMWのスローガンと言える「駆け抜ける歓び」の点ではメルセデスを一歩リードしています。 ロッソカーズのラインナップに新たに加わった5シリーズは、F10系。こちらの車両は一般的には後期モデルと呼ばれるLCIモデルで、エンジンはパワフル&トルクフルで、維持費も安いクリーンディーゼルの523dとなります。また、BMWの走りの良さにさらに磨きをかけた、Mスポーツ・パッケージ装着車となります。BMWファンはステアリングを握ってる時間が至福の時間という事もあり、近年のBMWでは外す事の出来ない人気グレードと言えますね。 Mスポーツはもはや、BMWを選ぶ上で切っても切り離せない看板グレード。「BMWを買うのであれば、Mスポーツ一択」と言う方も多いくらいですからね。BMWの走りの良さに、さらに磨きをかけたオプションとなります。外装は精悍なエアロ形状のバンパーや、大径の19インチアルミホイールなど。もちろん締め上げられたサスペンションはわずかに車高が下がり、精悍さに拍車をかけてくれます。インテリアもブラックを基調としたアンソラジット・インテリアカラーで、身体をしっかりとサポートしてくれるスポーツシートや、ノーマルと比較すると小径でグリップが太く、手にしっくり馴染むスポーツステアリングには、自由にシフトを+-できるパドルシフトが装備されます。 アメニティについても紹介しましょう。BMW純正のHDDナビゲーションには、ラジオチューナーとCD再生は当たり前ですが、CD音源を録音できるミュージックサーバーのMusicコレクション、フルセグ地デジチューナー、DVD再生、スマートフォンやMP3プレーヤーの音源をクリアな音質でお楽しみ頂けるAUXとUSBオーディオインターフェース(iPODなどを使用すれば、アーティスト名・タイトル・ジャケット画像などが表示されます)、Bluetoothなど、多彩な装備となります。ギアをリバースに入れると、バックカメラと障害物センサーのPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)が作動。ちなみにPDCは、フロントバンパーにも内蔵されますから、車庫入れだけでなく、狭い路地でも活躍しますね。また、突然のトラブルや、ドライバーさんや同乗者さんの急な体調不良などの際には、オペレーターと会話が可能なSOSコールを装備。こちらはBMWが提供するテレマティックサービスで、料金は発生しません。 ディーゼルエンジンと言うと、日本ではネガティブな印象をお持ちの方も多いでしょう。ただでさえ乗用ディーゼル車が少ない日本では、商用車のエンジンをそのまま搭載しているようなお粗末な車が多かったせいもあり、うるさく、振動が多く、遅く、そして黒煙ばっかり吐き出すイメージが定着しているかもしれませんね。しかし世界的な基準で見ると、燃費が良くて、トルクフルなおかげで街中から高速道路までストレスなく乗れて、CO2削減に大きな効果があるという、ポジティブな意見が多いエンジン。とくにヨーロッパでは、もはやガソリンエンジンよりもランクが上で、「地球環境を考えているクレバーな人がチョイスする車」というステイタス性を持っています。事実、BMWやミニのディーゼルエンジン搭載車を試乗した方たちは、次の購入の候補のひとつに入れたい人や、抵抗なく購入したという方がほとんど。それも若い方であればあるほど、ディーゼルエンジンを選ぶという統計が出ています。 実際にディーゼルエンジンがどれだけ魅力的かと言うのを文章でご理解いただくのは難しいですが、直列4気筒2000CCツインパワーターボエンジンは、パワーは184馬力と控えめですが、車がゼロスタートする時に必要なトルクは38.7キロと、一昔前のガソリンV型8気筒4000CCに匹敵するほどの太いトルクを持っています。それも低回転からモリモリと発生するトルクのおかげで、スタート&ストップが多い首都圏では市街地で乗りやすく、トルクがあればあるほど疲れないと言われる高速域でも、その実力をいかんなく発揮してくれます。振動はガソリン直列4気筒エンジンと同じくらいで、騒音はアイドリング時に車外で耳を澄ますと少しカラカラ音が大きいかな?と言う程度。深夜や早朝の住宅街で気を遣うレベルではないでしょう。 ニュースで毎日のように痛ましい交通事故の報道が耳に入りますが、こちらの車両には、ドライビングアシストが装備されています。ドライビングアシストは衝突被害軽減ブレーキ・レーンモニタリングシステムがセットになっていて、フロントガラスに装備された前方をモニタリングするカメラにより、前の車に近づきすぎた時にはドライバーに注意を促して、衝突が避けられないシチュエーションでは自動ブレーキが介入。もちろん「衝突被害」を「軽減」させるものなので、全ての事故を回避してくれるわけではありませんが、今までよりもドライバーの不注意による交通事故のリスクは減りますよね。また、クルーズコントロールは前車追随のアクティブクルーズコントロールとなりますから、特に高速道路を多用する方にとっては、長距離の移動が大幅に楽になるのではないでしょうか。 修復歴は無く、記録簿も完備した車両で、灰皿とシガーライターは未使用・シートやカーペットの焦げ跡は無し・イヤなタバコの匂いなど無い禁煙車となります。上質な触り心地のダコタレザーシートが装着されるのと、ガラスサンルーフが装着されるのは嬉しいポイントと言えます。両方とも、意外に装着率が少ない上に、中古市場での人気は非常に高い装備となります。レザーシートは冬の冷たさが嫌という方も多いですが、フロントシートにはシートヒーターが内蔵されますので、寒い日には重宝する装備と言えますね。また、BMWのスポーツイメージにピッタリな、スポーツマフラーが装着されるのも見逃せないポイント。輸入車のマフラーで有名なREMUS製で、純正では左側に2本テールが、左右4本テールとなります。84ストリートレースWのテールには、精悍なカーボンが装着されます。 平成27年03月 000011キロ BMW納車前点検(BMWサービス工場) 平成27年11月 012638キロ 点検/臨時整備(BMWサービス工場) 平成28年01月 015584キロ 法定1年定期点検(BMWサービス工場) 平成28年11月 025596キロ 点検/臨時整備(BMWサービス工場) 平成29年02月 026752キロ 法定1年定期点検(BMWサービス工場) 平成30年02月 031997キロ 法定2年定期点検(1回目車検・BMWサービス工場) 平成30年12月 034848キロ 点検/臨時整備(リコール対応・BMWサービス工場) 令和02年02月 037921キロ 法定2年定期点検(2回目車検・BMWサービス工場) 令和02年02月 037924キロ 点検/臨時整備(リコール対応・BMWサービス工場) 令和04年01月 044483キロ 法定2年定期点検(3回目車検) 整備込み/■保証付き ・保証期間:1ヶ月・保証走行距離:3000km (車両価格:209.0万円 / 諸費用:22.4万円) ※支払総額には、車両価格の他、保険料、税金、登録等に伴う費用、リサイクル預託金相当額購入に必要な全ての費用が含まれています 支払い費用は、2024年4月現在、県内登録(届出)で店頭納車の場合の価格です。お客様のご要望に基づくオプション等の費用は別途申し受けます。